研究課題/領域番号 |
16H05110
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
細谷 健一 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (70301033)
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研究分担者 |
赤沼 伸乙 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 助教 (30467089)
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研究協力者 |
松谷 裕二
阿部 肇
安東 嗣修
久保 義行
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 血液網膜関門 / カチオン性薬物輸送 / 薬物輸送担体 / 内側血液網膜関門 / ドラッグリポジショニング / 網膜毛細血管内皮細胞 / カチオン性薬物輸送機構 / スクリーニング / 網膜疾患 |
研究成果の概要 |
本研究では、研究代表者が見出してきた知見に基づき、動態学的評価を起点として創薬の実現のための基盤構築」を目的とする。薬物の輸送を精査するための蛍光団導入について、モデル化合物であるシアノコバラミンを用いた検討にて、導入の最適化が完了した。申請者が見出している血液網膜関門新規ベラパミル輸送機構に対し認識性を示し、網膜疾患治療に対し有望性を示す薬物として、2-3種のヒット化合物が見出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒット薬物について、本報告書提出時点にて追加での薬理学的・薬物動態学的な評価を継続している。本評価が完了することで、革新的な網膜疾患治療薬が世に出るものと期待される。また、その薬物について治療標的を発見するための実験系構築に向けた各種検討結果も成果として挙げており、今後の創薬に向けた基礎の一部を本課題は築いたと言える。
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