研究課題/領域番号 |
16H05112
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中川 晋作 大阪大学, 薬学研究科, 教授 (70207728)
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研究分担者 |
浅田 秀夫 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (60252681)
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研究協力者 |
岡田 直貴
廣部 祥子
小豆澤 宏明
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | ワクチン / 経皮免疫 / インフルエンザ / マイクロニードル / 臨床研究 |
研究成果の概要 |
経皮ワクチンの実用化を念頭に新規マイクロニードル(MN)ワクチンを開発し、その安全性と有効性を前臨床研究並びにヒト臨床研究にて評価した。その結果ポリグリコール酸を用いて作製した新規MNは、皮膚への穿刺特性に優れ、マウス及びラットを用いた動物実験により、その安全性と有効性を確認した。また経皮ワクチンにおける免疫誘導メカニズムについてもその一部を明らかにした。さらにこれらの結果を踏まえ、四価のインフルエンザHA抗原を塗布した新規MNワクチン製剤のヒトにおける安全性と有効性評価を行った。その結果、重篤な副反応を示すことなく抗原特異的抗体価が上昇する事を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、実用化を目指した経皮ワクチン製剤の開発を目的に、ポリグリコール酸(PG)を用いた新規マイクロニードル(PGA-MN)ワクチンの開発研究を実施した。このPG-MNを経皮ワクチン製剤として開発するに当たり、皮膚に対する穿刺特性や針の折損、薬物の溶出特性等の物理化学的特性を明らかにした事、さらに経皮ワクチンにおける免疫誘導機構の一部を明らかにした事、動物実験での安全性と有効性を示せた事について、学術的意義は大きい。さらにヒト臨床研究において安全性と有効性を示せた事は、学術的意義が大きく、また実用化が望まれている状況から考えると社会的意義も大きい。
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