研究課題/領域番号 |
16H05174
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 山口大学 (2019) 長崎大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
早坂 大輔 山口大学, 共同獣医学部, 教授 (10346926)
|
研究分担者 |
塩竈 和也 藤田医科大学, 医療科学部, 講師 (10387699)
西 弘大 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 助教 (10719496)
淵上 剛志 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 准教授 (30432206)
ヌグエ・トン ミャ・ミャッ 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (90772583)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
|
キーワード | ウイルス感染 / 分子イメージング / マウスモデル / PET / SPECT / 18F-FDG / PETイメージング / マウス / 抗ウイルス抗体イメージング / ダニ媒介性脳炎ウイルス / FDG / IMP / チクングニヤウイルス / ジカウイルス / ウィルス / 感染症 / 生理活性 / 動物 / 病理学 |
研究成果の概要 |
本研究では、マウスモデルを用いて、ウイルス感染病態解析における分子イメージングの有用性について検証を行った。ヒトで脳炎や熱性疾患の原因となる種々のウイルスを感染させたマウスにおいて、18F-FDGを用いたポジトロン断層法(PET)、123I-IMPを用いた単一光子放射断層撮影法(SPECT)等により撮像を行い、体内におけるトレーサー集積の検証を行った結果、脳炎ウイルス感染において、非感染との脳での123I-IMP取り込み量の違いや、腸管への特異的な18F-FDG取り込み等がみられた。本研究成果により、ウイルス感染における分子イメージングの活用につながる有用な情報が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、公衆衛生上重要な感染症の原因ウイルスを対象に、マウスモデルを用いて生体のまま体内病態を観察する手法として、分子イメージングの利点に着目し、その有用性を検証した点に意義がある。分子イメージング技術は、ウイルス感染応答に対しても有効となることが見込まれるが、国内外含め分子イメージング装置が設置されている病原体取扱施設が限られていることから、研究報告も限定的である。本研究において、あらたに数種のウイルス感染で病態部位のイメージングが確認された意義は大きい。
|