研究課題/領域番号 |
16H05214
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
木澤 義之 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (80289181)
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研究分担者 |
森田 達也 聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, 臨床教授 (70513000)
宮下 光令 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)
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研究協力者 |
田村 恵子
山口 拓洋
森 雅紀
山口 崇
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | アドバンス・ケア・プランニング / 意思決定 / 緩和ケア / 医療・福祉 / 社会学 / 倫理学 / 高総額 / 介入研究 / 行動学 / 人生の最終段階における医療 |
研究成果の概要 |
ビデオを活用したACPのきっかけ作りのプログラムを開発した。国立がん研究センター中央病院の膵がん教室で計3回のACP介入を行い、がん患者と家族計30名以上が参加した。約90%の参加者が「役に立つ」「これから考えていきたい」と回答した。質的調査でも、「温泉や旅行など目標をもって生きていこうと思った」などのポジティブな意見が得られた。スピリチュアルケアを取り入れたACPのきっかけ作りの介入は、①実施可能性が高く有効であることが量的に示され、②治療の意思決定支援だけでなく、生きる意味の気づきを促し継続的に支える姿勢を示すことが効果のメカニズムに寄与しうることが質的に示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実施可能性が高く有効であることが量的に示され、治療の意思決定支援だけでなく、生きる意味の気づきを促し継続的に支える姿勢を示すACPの話し合いのきっかけとなるプログラム並びにビデオ教材が開発された。これは我が国の文化的背景にマッチしたACP介入、特にACPをいかにして始めたら良いかという国際的な臨床疑問に答えるものであり学術的な意義が高い。今後はこのプログラムを利用して介入研究を行うことが期待できる。
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