研究課題/領域番号 |
16H05216
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
柴垣 有吾 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (70361491)
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研究分担者 |
栗田 宜明 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 特任教授 (80736976)
脇田 貴文 関西大学, 社会学部, 教授 (60456861)
大塚 類 青山学院大学, 教育人間科学部, 准教授 (20635867)
福原 俊一 京都大学, 医学研究科, 教授 (30238505)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 医療社会学 / 健康関連ホープ / アドヒアランス / 在宅医療 / 慢性腎臓病 / 臨床栄養 / 臨床疫学 / 透析療法 / 医療行動学 |
研究成果の概要 |
本研究では、慢性疾患を対象にホープを測定する尺度「Health-related hope scale (HR-Hope scale)」の妥当性を検証し、在宅医療領域に応用することを目標とした。(1)慢性腎臓病患者を対象に、HR-Hope scaleが高い信頼性と妥当性があることを示すことに成功した。(2)縦断調査から、HR-Hope scaleの経年変化を予測する因子を発見した。(3)在宅医療患者を対象に調査研究を行い、HR-Hope scaleが、心理統計の特性の面から応用が可能であることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々が開発と検証を行った、慢性疾患のための希望尺度であるHealth-related hope scale (HR-Hope)は、複数の慢性疾患のセッティングで応用できることを実証した。医療の進歩と健康寿命の延伸により、HR-Hopeが生命予後とは一線を画した臨床研究のアウトカムとして普及することが期待できる。また、健康行動を規定する因子としてHR-Hopeが活用される可能性があり、国内外の臨床研究の推進と診療の質の向上に貢献することが期待できる。
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