研究課題/領域番号 |
16H05241
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
寳澤 篤 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (00432302)
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研究協力者 |
中村 智洋
平田 匠
小暮 真奈
及川 真紀
木皿 楓子
楊 雲清
五十嵐 有香
一迫 芙美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 動脈硬化 / 疫学 / メタボローム / 日本食コンポーネント / 栄養 |
研究成果の概要 |
東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホートの対象者のうち、宮城県の地域住民コホートで頸動脈エコー検査を受けた対象者のうち、頸動脈IMT上位25%と下位25%を抽出し、さらに性・年齢階級を考慮してメタボローム測定者を抽出した。その結果2002名のメタボローム測定が完了した。今回、LC-MS165項目、NMRによる37項目について分析を行った。性・年齢を調整した重回帰分析の結果、LC-MS測定項目から3項目、NMR測定項目から9項目が統計学的に有意(P<0.05)に頸動脈肥厚者と頸動脈正常者で差が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣が頸動脈硬化、ひいては脳心血管疾患に影響を与えることは良く知られている。しかしながらどのようなメカニズムを介して疾患につながるかはまだ明らかとはなっていない。本研究ではどのような代謝物質が動脈硬化肥厚者で高くなっているかを確認することを通じ、動脈硬化の早期マーカーをとらえることが可能になる。今後の創薬や早期診断マーカーの確立につながる意義のある研究であると考える。
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