研究課題/領域番号 |
16H05243
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 東北医科薬科大学 |
研究代表者 |
目時 弘仁 東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (20580377)
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研究分担者 |
村上 義孝 東邦大学, 医学部, 教授 (90305855)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 疫学 / 出生コホート / ライフコース疫学 / 妊娠高血圧症候群 / 生活習慣病 / 長期予後 / 家庭血圧 / 複数回測定 / 出生体重 |
研究成果の概要 |
妊娠初期の血圧レベルや腎機能、飲酒、喫煙とその変化などが、出生時までの母児リスクに強く関連していた。児の出生後の体重・身長の推移を出産8年後まで追跡したところ、妊娠初期に血圧が高い群で出生後の児の体重や身長が低い傾向があった。妊娠初期の血圧がその後の体重・身長の規定要因であるか、妊娠高血圧症候群発症が規定要因となるかについては、今後の検討が必要と考えられた。妊婦の白衣効果については、妊婦検診に伴って行われる血圧測定の影響が大きい可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠初期の血圧レベルや腎機能、飲酒、喫煙とその変化など、妊娠初期から中期にかけて測定される項目とその変化が、その後の妊娠高血圧症候群や出生体重に及ぼす影響が明らかとなった。これらの所見は、様々な交絡要因で補正後も有意であり、学術的意義は高い。また、妊婦のみならず、次世代に及ぼす健康影響であることから、社会的意義は大きい。
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