研究課題/領域番号 |
16H05269
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
織田 順 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (60459500)
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研究分担者 |
東 一成 東京医科大学, 医学部, 兼任講師 (20449169)
織田 香里 (鈴木香里) 東京医科大学, 医学部, 客員研究員 (10366130)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 救急医学 / 集中治療 / 医学的判断 / 診療技術 / 可視化 |
研究成果の概要 |
①ABCD-INR-FT型の定型化を用いて、診療行為だけでなく判断と評価を含めた診療過程の記載の標準的な枠組みを開発した。本構造により症例間比較や、類似傷病による加算(演算)を可能とした。②入力インターフェイスによる情報蓄積手法を開発した。ダイナミックテンプレートを用いて、診療録記載時の使用感を損なわずに、むしろ向上させるような入力支援システムを開発し実装した。内部データとしても定型フォームに沿った形式が保持されるため二次利用ができる仕組みとなった。③Nグラムシステムを用いて形態素解析を行い頻出語データベースを構築した。得られた結果を教育・医療安全へ活用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療者ー患者間ではもちろんのこと、医療者間でも情報共有が時に難しい、診療行為だけでなく判断と評価を含めた診療過程の可視化技術を開発した。医療者教育に応用可能である事が確認できた。今後、五感で感じ取る非デジタル化情報を含む膨大な情報をどう解釈して治療を行っていくかという判断技術を伝えることはますます重要になるが、これまでの医事データ(会計システム)中心の枠組からようやく診療の記録たる診療録へと進化できる可能性がある。
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