研究課題/領域番号 |
16H05286
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
永石 宇司 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座准教授 (60447464)
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研究分担者 |
中村 哲也 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座教授 (70265809)
渡辺 守 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (10175127)
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研究協力者 |
鬼沢 道夫
鈴木 雅博
渡部 太郎
津川 直也
山田 大貴
小島 裕大
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 炎症性腸疾患 / 粘膜免疫 / 抗原提示 |
研究成果の概要 |
本研究は申請者がこれまで見出してきた「腸管粘膜の恒常性維持に必須な免疫調節は腸管上皮の適切な抗原処理によって制御され、その破綻が粘膜における炎症の惹起と遷延の本質となる」という独自の概念や知見を基盤として、腸管上皮細胞の抗原処理能着目している。その結果、当該研究期間に得られた成果から、生理的な条件下における腸管上皮細胞の抗原処理機能およびそれによる免疫学的機能をin vitroおよびin vivoで詳細に解析できる可能性が示唆された。この機構を介した免疫調節メカニズムを追求することによって、炎症性腸疾患に対する新規治療法開発の基盤に繋げることができると期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腸管の免疫調節機構が未だ不明確であることは、炎症性腸疾患(IBD)治療法開発を困難にしている。本研究の特徴は腸管免疫調節機構に関する研究を展開してきた申請者らが、正常腸上皮細胞の初代培養技術を応用したことで、IBDの病態理解に留まらず、これまで実現し得なかった「生理的粘膜免疫応答」の機能解析に向けた技術基盤樹立という免疫学的インパクト、さらにはIBDにおける腸管粘膜傷害に対するその特異的な免疫調節異常を標的とした新規細胞治療、分子治療開発へ向けた理論、技術基盤の創出に発展するものと期待できる。
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