研究課題/領域番号 |
16H05295
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
眞鍋 一郎 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (70359628)
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研究分担者 |
藤生 克仁 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (30422306)
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研究協力者 |
松本 佐保姫
荷見 映理子
小島 敏弥
中山 幸輝
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 心不全 / マクロファージ / 臓器連関 / 自律神経 / 心腎連関 / 循環器・高血圧 / 生理学 / 生体分子 / 慢性炎症 / 慢性腎臓病 |
研究成果の概要 |
世界的な心不全の急増は医療上の重要な課題となっている。我々はこれまでに、肥満脂肪組織に始まった炎症が遠隔組織に波及し、糖尿病や動脈硬化を促進することを見いだしていた。本研究ではさらに、慢性腎臓病において心不全が増加する心腎連関のあらたなメカニズムを明らかにした。心臓へのストレスに対して体が心臓-脳-腎臓を連携するネットワークによって適切に応答していることを見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化を背景に、複数臓器の病気を併発している患者が増えている。特に、心腎連関は心不全や慢性腎臓病の治療を難しいものとしている。本研究の成果は、心腎連関の全く新しいメカニズムを明らかにした。また、GM-CSFやAmphiregulin、β受容体等、薬等で介入可能な分子を多数同定した。これらの分子を始めとして、本研究によって同定されたメカニズムは、心腎連関や心不全の治療標的となることが期待できる。
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