研究課題/領域番号 |
16H05382
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小川 美香子 北海道大学, 薬学研究院, 教授 (20344351)
|
研究分担者 |
間賀田 泰寛 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (20209399)
久下 裕司 北海道大学, アイソトープ総合センター, 教授 (70321958)
志賀 哲 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (80374495)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
|
キーワード | Theranostics / 癌 / 放射線 / 光治療 / 核医学イメージング / イメージング / 治療 |
研究成果の概要 |
Photo-immuno therapy (PIT)は、近赤外光を用いた新しい癌治療法である。本研究では、核医学と光技術を組み合わせ、癌の「診断(diagnosis)」と「治療(therapeutics)」の融合技術である“Theranostics”法の確立を目指した。マウス腫瘍に光を当てると蛍光が消失した。このマウスにおいて治療前後にてPET撮像を行ったところ、光照射直後の組織に傷害が無い状態から[18F]FDG, [18F]FMISOの低下を認めた。すなわち、治療効果をPETで診断可能であることが判った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、核医学を用いることで深部組織のイメージングが難しく定量性に劣る光技術の問題点を解決し、マルチモダルな展開をするという特色を持つ。すなわち、定量的な治療効果の評価に役立つという点で社会的な意義がある。 また、非侵襲的に治療後の代謝などの様子を評価することができるため、新しい治療法であるPITのインビボでの傷害メカニズムを解明に貢献すると考える。
|