研究課題/領域番号 |
16H05446
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
石黒 直樹 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (20212871)
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研究分担者 |
高橋 伸典 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (20570196)
鬼頭 浩史 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (40291174)
今釜 史郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (40467288)
水野 正明 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院教授 (70283439)
酒井 忠博 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (60378198)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | Drug repositioning / Runx II / Wnt/βcatenin / Sox9 / CD44断片化 / 希少疾患 / drug reposionning / 神経軸索伸長 / RunxII |
研究成果の概要 |
Drug repositioning戦略を採用し研究結果をえた。①Runx II:特許を取得した。前臨床の検討をほぼ終了した、企業と臨床開発を協議中。②Wnt/βcatenin:候補化合物で検討を行い特許取得したが企業の賛同が得られず、次候補の検討を開始した。③Sox9:候補物質を得たが、促進により骨化に至った。方法論を変えて進行中。④神経軸索伸長物質:末梢神経障害治療薬の用法特許を取得。臨床介入研究を開始する。⑤FGFG23標的:一次Screening系の確立を試みたが、達成に至らなかった。⑥CD44断片化にADAM10が役割を果たすことを確認、関節症治療薬の標的としての検討を開始した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
治療薬開発の費用が経済的不事由から薬剤開発が進まない疾患がある。企業研究者は少なく、疾患を熟知した研究者が行う必要がある。市販薬のOff labelの薬剤効果を見出し、作用に関わる分子構造を明確にし、医療開発を行うのがDrug repositioningである。実績から安全性、製造工程の確立、薬剤の入手が容易等のメリットがある。医療開発が迅速に進められるという利点がある。標的分子・病態を定めて遺伝子導入細胞等でスクリーニングするシステムを確立した。候補化合物の発見から特許取得、企業との共同開発など着実に成果を挙げた。前臨床データ構築を達成することに成功し、複数の臨床研究を開始することが出来た。
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