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セボフルランによる抗不安効果発現の神経回路同定とその分子メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16H05459
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

後藤 隆久  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (00256075)

研究分担者 宮崎 智之  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30580724)
内本 一宏  横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (50710951)
新倉 怜  横浜市立大学, 医学研究科, 特任助教 (70760750)
高瀬 堅吉  自治医科大学, 医学部, 教授 (80381474)
研究協力者 五嶋 良郎  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
キーワード吸入麻酔薬 / 高次脳機能 / 行動実験 / 不安 / マウス / 麻酔薬 / 抗不安 / 吸入麻酔
研究成果の概要

私たちの研究ではマウスに吸入麻酔薬濃度1.3 MACで2時間曝露し、その7日後に行動実験を行うプロトコルを採用してきた。この結果、セボフルランには活動性を向上させる作用があることが明らかとなった。セボフルランの抗不安作用が不安を示す動物に対して有効であるのかを調べるため、慢性浸水拘束ストレスモデル動物に対してのセボフルランの効果を検討することとした。当該モデルは1日2時間の拘束浸水を4日間連続で実施するものである。セボフルランの投与によりこの活動性の低下が軽減する傾向にあり、不安モデルにおいてセボフルランが抗不安効果を示すことが期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

周術期の患者さん、特に担がん患者さんでは40%以上で抑うつや不安を呈することが分かっている。こうした患者さんの抑うつや不安を治療することは周術期の患者QOLを向上させるだけでなく、中長期的には入院日数や周術期合併症、また死亡率も変える可能性がある。私たちは吸入麻酔薬の一つであるセボフルランに抗不安校があることを見出しており、この作用を応用することで上記課題を克服することが出来るものと期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 図書 (1件)

  • [図書] Anesthesia and neurotoxicity2017

    • 著者名/発表者名
      Yuji Morimoto
    • 総ページ数
      167
    • 出版者
      Springer Japan
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-12-27  

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