研究課題/領域番号 |
16H05462
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
市川 智彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20241953)
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研究分担者 |
関 直彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50345013)
坂本 信一 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (70422235)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 癌抑制 / 転移抑制 / 去勢抵抗性 / マイクロRNA / 泌尿器癌 / microRNA / マイクロRNA / microRNA |
研究成果の概要 |
前立腺癌臨床検体を用いたマイクロRNA発現プロファイルを独自に作成し、去勢抵抗性前立腺癌に関連する癌抑制型マイクロRNAの探索および機能解析を行なった。更に、癌抑制型マイクロRNAが制御する癌遺伝子の探索を行った。miR-452, miR-320a, miR-26a/b, miR-29a/b/c, miR-218, miR-145-3p, miR-150-5p/3p, miR-205-5p, miR-99a-3p, miR-455-5p/3p, miR-199a/b-3pが前立腺癌の癌抑制型マイクロRNAである事を証明し、それらが制御する遺伝子について明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前立腺癌で発現異常を認めるマイクロRNAの機能性RNA分子ネットワークの解析を行うことにより、前立腺癌やCRPCの機能性RNA分子ネットワークの解析を進める事ができた。それらが制御する癌遺伝子は前立腺癌の予後を予測することが可能な分子マーカーであった。これにより、前立腺癌の診療、特に去勢抵抗性前立腺癌の診断や治療への道筋をつけることができた。今後の研究の展開により新規治療法を確立するための基盤を整えることができた。
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