研究課題/領域番号 |
16H05467
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
堀口 明男 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (20286553)
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研究分担者 |
櫛引 俊宏 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (30403158)
東 隆一 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 病院, 准教授 (00531112)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 尿道再建 / 尿道狭窄症 / バイオマテリアル / 生体材料 / 外傷性尿道狭窄症 / 徐放 / 尿道再建術 |
研究成果の概要 |
尿道狭窄症は、外傷や炎症、経尿道的手術に起因して尿道粘膜に傷害が起きた場合、その修復過程で尿道粘膜や尿道海綿体の線維化や瘢痕化が生じ、尿道内腔が狭窄する疾患である。尿道内腔の狭窄に伴い排尿困難が出現し、重症化すると自力での排尿が不可能となるため、膀胱瘻カテーテルや尿道カテーテルの留置を余儀なくされ、QOLの低下、尿路感染症や腎機能障害の原因となる。 本研究では、尿道狭窄の予防と治療に関する革新的な研究として、コラーゲン材料を用いたインスリン様成長因子(IGF-1)の局所投与が、尿道損傷後の上皮組織のリモデリングに有効であることを報告する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においてコラーゲンから徐放可能であるIGF-1が上皮細胞増殖に有効であることが示され、IGF-1徐放性尿道カテーテルによりウサギの尿道狭窄予防効果を確認することができた。この技術は、尿道狭窄症患者の早期復帰と健康維持管理を行うために、経尿道的手術後の狭窄予防や内尿道切開後の再狭窄予防に応用可能と考えられる。
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