研究課題/領域番号 |
16H05482
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
吉川 正英 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (50230701)
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研究分担者 |
北原 糺 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (30343255)
王寺 幸輝 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50343421)
和中 明生 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90210989)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 内耳 / 再生医学 / 有毛細胞 / 幹細胞 / 耳科学 / 分化誘導 / 細胞培養 / 聴覚再生 / 難聴疾患 / ES細胞 / マウス / 転写因子 / 細胞移植 / iPS細胞 / 内耳再生 |
研究成果の概要 |
哺乳動物の聴覚細胞の自己再生能力は極めて乏しく、それらに分化し得る幹細胞の補充は代替治療となる可能性がある。そこで本研究では、多能性幹細胞より内耳有毛細胞の効率的なin vitro作成の開発と分化メカニズムの解明、細胞移植による聴覚再生を検討した。ES細胞から内耳有毛細胞への分化誘導因子として内耳内在細胞由来の分泌因子を利用した新規誘導法を開発し、分化制御を司る候補因子を特定することができた。更に、単離した内耳器官への細胞定着を認め、細胞移植による内耳治療の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
難聴治療の鍵となる内耳有毛細胞に着目し、様々な細胞に分化可能な多能性幹細胞から効率良く誘導する方法を開発した。本法は、これまでの方法に比べ簡便かつ高効率である。内耳細胞の再生研究および細胞移植治療に用いる細胞源確保に十分貢献できる成果である。本研究で開発した手法を、臨床応用が開始されたヒトiPS細胞へ適応することで、今後の耳科領域における研究を更に発展させる可能性がある。
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