研究課題/領域番号 |
16H05514
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石河 真幸 東北大学, 大学病院, 助教 (60432936)
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研究分担者 |
福本 敏 東北大学, 歯学研究科, 教授 (30264253)
齋藤 正寛 東北大学, 歯学研究科, 教授 (40215562)
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研究協力者 |
山田 吉彦
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 再生治療 / ギャップ ジャンクション / 骨形成 / 骨再生 / 骨芽細胞分化 / 軟骨細胞分化 / 抗炎症 / 2nd メッセンジャー / Pannexin / Gap junction / 骨芽細胞 / 炎症 / 歯周病 / カルシウム シグナル / 歯科保存 / 再生 / 再生医療 / 抗炎症作用 / 細胞・組織 / 再生医学 / 歯学 / 発現制御 / 発生・分化 |
研究成果の概要 |
超高齢化社会を迎えた現代で、健康長寿には慢性歯周炎のより良い治療法の開発は急務である。近年、間葉系幹細胞を応用した組織再生および抗炎症療法の開発研究が進められている。そこで、本研究では、骨に強発現する新規Gap junction family に属するPannexin3 (Panx3)に着目し、機能解析を行い、新治療法への応用を模索した。その結果、Panx3が新骨制御因子であることが明らかになり、Panx3の機能を応用した歯周病における新骨再生療法開発への可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Panx3が軟骨細胞および骨芽細胞分化過程において、前駆細胞の増殖を抑制し、分化を促進するスイッチの役割を担っていること、小因子の細胞内外移動を調節していることが明らかになった。また、Panx3 KOマウスが骨形成不全を示すことからPanx3が新骨制御因子であることが示唆された。その結果、Panx3機能の制御機構を応用した再生療法開発および創薬に繋がる可能性が示された。
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