研究課題/領域番号 |
16H05531
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
山下 仁大 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (70174670)
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研究分担者 |
野崎 浩佑 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (00507767)
永井 亜希子 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (40360599)
中村 美穂 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 非常勤講師 (40401385)
堀内 尚紘 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (90598195)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | エレクトレット / バイオセラミックス / 表面電荷 / 電気分極 / 再生医療 / 生体材料 / 無機材料 / 生体と材料界面 / バイオインターフェイス / 表面改質 / 生体と材料間界面 |
研究成果の概要 |
再生医療の進展は医療においても学術的にも大いに期待されているが,臨床現場に供されるまでには克服すべき難題は多い.再生医療には細胞と生体物質の利用に加え,細胞の接着・増殖・分化を補助する優れた足場材料の開発が不可欠である.整形外科や口腔外科領域においては,大規模欠損を再生させるため,既存材料の一層の機能強化と開発が強く望まれている.本研究においては,物理的あるいは化学的,生物学的作用力により材料自ら細胞の挙動を制御しうる材料主導型再生医療の推進を目的とし,その基盤となりうる普遍的理論と応用手法の構築を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は,バイオエレクトレットの外部作用力を勘案して,材料が自立的に発する相互作用力を用いて周辺環境を三次元的に制御する材料は生体内において骨再生や血管内皮細胞の修復や神経細胞の再生,あるいは創傷皮膚の修復を中心に有効で、これらの材料が持つ生物学的作用を起点にマテリアルバイオロジ―を提唱してきた.さらにこれらの作用力は未分化幹細胞や異種細胞間のシグナル伝達を制御できることも考えられ,その作用機序の解明は普遍的理論構築に至り,新たな再生医療への道が開拓されるものと期待できる.これらの成果は申請者らが他に先駆け発表し,世界的に評価を得てきている.
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