研究課題/領域番号 |
16H05585
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 獨協医科大学 (2017-2020) 大阪大学 (2016) |
研究代表者 |
島田 三惠子 獨協医科大学, 看護学部, 特任教授 (40262802)
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研究分担者 |
水畑 喜代子 獨協医科大学, 看護学部, 准教授 (40346242)
疋田 直子 獨協医科大学, 看護学部, 講師 (60801925)
白石 三恵 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (50632220)
松崎 政代 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (40547824)
春名 めぐみ 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (00332601)
谷口 初美 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (30295034)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 母乳育児 / コルチゾール / ストレス / bonding / 産後うつ / Bonding / オキシトン / メラトニン / オキシトシン |
研究成果の概要 |
母乳育児がストレス、産後うつ症状およびBonding障害に及ぼす影響について明らかにすることを目的に、産後2週間健診、産後1か月検診、および産後母子クラス(産後3か月迄)に参加する授乳中の母親を対象として、授乳場面で、以下のデータを横断的に収集した。1)授乳やうつ尺度、愛着に関する質問紙調査の記入、2)唾液を授乳前・後に自己採取、3)心拍モニターで授乳 前・中・後の鎮静作用を測定した。また、産後1か月時の授乳関連および心理社会的のどの要因が、産後3か月後の完全母乳栄養に関連するか探索するため、母乳育児セルフエフィカシー得点、授乳後のストレスレベル、乳房トラブル等、縦断的にデータ取集を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
授乳時の乳頭刺激によって分泌されるオキシトシンは、ストレス反応の抑制と関係する。本研究で、ストレスホルモンである唾液中コルチゾール値は、授乳中の乳首への吸啜時間が長いほど減少することが、初めて生理学的に明らかにされた。母乳育児は知覚ストレスも減少させ、母乳育児への効力感を高めることが明らかにされた。特に、母乳が主体の混合栄養群では,授乳後の唾液中コルチゾール値は有意に低下した。更に、母乳栄養の母親は混合栄養の母親に比べ,知覚ストレスが低かった。オキシトシンはストレスの他、産後うつ病のリスクを軽減させ、母親の児に対するBondingを強化する作用もあるため、母乳育児を推進する社会的意義がある。
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