研究課題/領域番号 |
16H05590
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
小川 純子 淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (30344972)
|
研究分担者 |
伊藤 奈津子 淑徳大学, 看護栄養学部, 講師 (00340117)
河上 智香 東邦大学, 看護学部, 准教授 (30324784)
鵜野 澄世 淑徳大学, 看護栄養学部, 助教 (40782967)
田村 恵美 埼玉県立小児医療センター (臨床研究部), 看護部, 技師 (60755239)
竹之内 直子 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所), 臨床研究所, 看護師 (70314490)
鈴木 恵理子 淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (20249246)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | 小児がん / 身体活動 / アプリ / 主体性 / 入院 / 活動促進 / アプリケーション / 身体活動介入 / モバイル機器 / 介入プログラム / 身体活動促進 / 看護 / 治療中 |
研究成果の概要 |
入院している小児がんのこどもが行っているリハビリテーションの内容を参考に専門家会議を重ね、入院中の学童中期以降の小児がん患者を対象にしたスマートフォンで使用できる身体活動促進アプリケーション『Ugocco』を開発した。 『Ugocco』は、日常的な身体活動とリハビリ等で行っている運動の両方を、「歩数」として換算するシステムとした。運動の歩数は、運動の強度に合わせて設定した。さらに、子どもたちの興味を引き、身体活動を継続出来るように、「歩数が貯まるとモンスターくじがひける」「参加者同士で歩数の競争ができる」などの仕掛けを工夫した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児がんの治療の多くは、入院期間が8カ月以上と長期に渡ることや、易感染性のために限られた活動範囲(多くは病室のみ)での入院生活を余儀なくされるため、廃用性症候群になったり、退院後の体力回復に時間がかかり復学への適応を阻害するなどの問題がある。特に、入院している小児がんの子どもの体調は、化学療法中の日常生活行動を維持することが難しい時期から、造血機能回復期の運動をする元気がある時期まで、差が大きい。"Ugocco"では、運動だけでなく、日常生活行動における歩行を身体活動とするため、体調が悪い時期でも活動を継続することができ、筋力・体力の維持増進につながる。
|