研究課題/領域番号 |
16H05611
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
長江 美代子 日本福祉大学, 看護学部, 教授 (40418869)
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研究分担者 |
服部 希恵 日本福祉大学, 看護実践研究センター, 客員研究所員 (00310623)
大橋 幸美 日本福祉大学, 看護学部, 准教授 (00552986)
羽田 有紀 日本福祉大学, 看護学部, 助教 (10347429)
福澤 利江子 (岸利江子) 筑波大学, 医学医療系, 助教 (20332942)
古澤 亜矢子 日本福祉大学, 看護学部, 准教授 (20341977)
高瀬 泉 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (30351406)
鈴木 大 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (30378301)
加藤 秀章 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30418868)
加納 尚美 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40202858)
杉本 敬子 筑波大学, 医学医療系, 助教 (50700548)
甘佐 京子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (70331650)
田中 敦子 日本福祉大学, 看護学部, 助教 (70398527)
土田 幸子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (90362342)
井箟 理江 日本福祉大学, 看護実践研究センター, 客員研究所員 (90770321)
石田 ユミ 日本福祉大学, 看護実践研究センター, 客員研究所員 (20770233)
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研究協力者 |
片岡 笑美子
加藤 紀子
丹羽 咲江
犬飼 千絵子
笹原 艶子
小西 聖子
高岡 昂太
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 性暴力 / PTSD / ワンストップセンター / Doula / PTSD予防・治療・回復 / 暴力の世代伝達を断ち切る / 周産期支援 / トラウマケア / フォレンジック看護 / 性暴力被害 / フォレンジック看護学 |
研究成果の概要 |
性暴力救援センター日赤なごやなごみ(2016年1月5日開設)では、約3000件の相談を受け対応した。データ収集しながら性暴力被害者支援看護職(SANE)による急性期対応と、トラウマケアチームによるPTSD回復・治療をつなぐ地域連携による医療・司法・行政の支援体制が整備された。周産期対応としてのDoulaを導入した。海外の関連施設を視察し助言を受け今後の多職種連携チームに取り組みの基礎情報とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかになったのは、病院拠点型性暴力救援センターにおけるSANEの活用が被害直後の急性期対応と24時間体制を支えるのに有効である、トラウマケアチームによる初期の心理教育やPTSDケアおよびセラピーが効果的である、多岐にわたる支援のためには体系的なMDTの体制づくりが欠かせない、被害者は2年間はフォローアップにより経過観察が必要である、10代の被害者が多く妊娠により表面化する現状があり対応は急務である、ということだった。これまで支援を受けられなかった被害者が被害直後から中長期の視野で支援を受けられるなごみの社会的的意義は大きい。児童思春期被害者に対応するためにもスタッフ養成は急務である。
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