研究課題/領域番号 |
16H05636
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
川村 洋平 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (40361323)
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研究分担者 |
伊藤 豊 秋田大学, 国際資源学研究科, 講師 (00633471)
中川 武 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (30063770)
水谷 孝一 筑波大学, システム情報系, 教授 (50241790)
松井 敏也 筑波大学, 芸術系, 教授 (60306074)
北原 格 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70323277)
山田 俊亮 安田女子大学, 家政学部, 助教 (80580076)
河崎 衣美 奈良県立橿原考古学研究所, 企画部資料課, 主任研究員 (60732419)
新谷 眞人 早稲田大学, 理工学術院総合研究所(理工学研究所), 名誉教授 (30434319)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 予防的保存 / 劣化・変形・環境観測システム / Wi-Fi アドホック / すれ違い通信 / 遺跡保全モニタリングシステム / 浮き彫り / 3次元モデル / モニタリング / WiFiアドホック / 3Dフォトグラメトリー / 准リアルタイムデータ通信 / 3次元復元 / 世界遺産 / モニタリングシステム / Wi-Fi Direct / 3次元モデリング / 復元 / 石柱 / 劣化診断 / 観測システム / データ回収技術 / 世界遺産保存 / 通信システム |
研究成果の概要 |
世界遺産(WHS)に登録される遺跡は顕著な普遍的価値の適切な保持、維持管理を必要としている。情報通信技術(ICT)を活用することで、長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現できる可能性がある。システム設計の具体例として、バイヨン寺院(アンコール・トム、カンボジア)を選定した。浮き彫りに対し、3次元モデルを準リアルタイムに再作成・アーカイブするための計測・データ回収・解析を行うシステムを統合的に開発することを目標とし、Wi-Fiアドホック無線通信の信頼性の検証を行い、遺跡保全モニタリングシステムを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、アンコール・トムのバイヨン寺院を対象として遺跡保全モニタリングシステムを提案した。採用するWi-Fi アドホック通信システムの性能をバイヨン寺院周辺で検証し、データの回収に十分な性能を得た。この提案する遺跡保全モニタリングシステムを使用することで長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現させることが分かった。今後の遺跡の保全に有効な遺跡モニタリングシステムの方法論を提案できたと言える。
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