研究課題/領域番号 |
16H05671
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
小田 淳一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10177230)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 文学一般 / 民話 / クレオル / レユニオン / インド洋西域 |
研究成果の概要 |
インド洋西域のレユニオン島で専門的な語り手による民話の口演を収録し,そのうちの二十五編をクレオル語/日本語の対訳形式で刊行した。また,翻訳の過程で抽出した特徴的なモティーフや民俗語彙,さらに聴衆とのインタラクティヴな言語表現や身体表現の分析を行い,学会で報告を行った。さらにアウトリーチ活動として,レユニオン島の語り手を2名を招聘して,我が国で初めてインド洋民話の一般向け口演を開催した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インド洋西域島嶼世界の文学所産は我が国では一般に殆ど知られていなかったが,研究代表者小田によって2014年から2016年にかけて幾つかの島嶼の民話集が原語と日本語の対訳形式で刊行されており,本研究ではその集大成としてインド洋西域の文化的中心地であるレユニオン島の民話集を同様の形式で刊行した。また,現地の語り手を招聘して日本で行われたワークショップについては,現地メディアなどでも大きく取り上げられ,フランス本土では等閑視されている当該地域のクレオル民話に対する我が国のコミットが高く評価された。
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