研究課題/領域番号 |
16H05709
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 神戸大学 (2019) 甲南大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
加護野 忠男 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 特命教授 (80030724)
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研究分担者 |
伊藤 宗彦 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (90362798)
石井 真一 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (70315969)
加藤 厚海 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (10388712)
下野 由貴 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (20379473)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | ASEAN / 自動車産業 / サプライチェーン / 現地化 / グローバル化 / 経営戦略 |
研究成果の概要 |
本研究は、ASEANにおける自動車サプライチェーンの現地化とグローバル化のダイナミズムを明らかにした。トヨタを中心とした日系自動車メーカーのサプライチェーンは、ASEAN独自の取り組みによって、現地化を進めている。現地化の1つとして、日本とASEANの双方向からサプライヤー・デベロップメントを進めている。また、ASEANを拠点としてグローバル化を進めている日系自動車メーカーやサプライヤーが存在することも確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義や社会的意義は、以下の2点である。第一に、経営戦略論や組織間関係論の分野において、日系自動車メーカーがASEANでいかにして競争優位を構築したのかを解明することである。そこでは、取引コストや組織間信頼ではなく、国境を跨いだグローバルサプライチェーンの構築を促す要因を動態的に分析することに意義がある。第二に、国際経営論に対する貢献である。日本の自動車メーカーが日系サプライヤーだけではなく、ローカルサプライヤーをいかにして育成し、協働関係を築くのかという点について、組織間関係、企業間提携の知見を基に、実証データを基に検討したことにも意義がある。
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