研究課題/領域番号 |
16H05722
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
七木田 敦 広島大学, 教育学研究科, 教授 (60252821)
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研究分担者 |
真鍋 健 千葉大学, 教育学部, 准教授 (10611197)
飯野 祐樹 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (10633612)
上村 眞生 西南女学院大学, 保健福祉学部, 准教授 (30530050)
松井 剛太 香川大学, 教育学部, 准教授 (50432703)
大野 歩 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (60610912)
佐藤 智恵 神戸親和女子大学, 発達教育学部, 准教授 (90552232)
小笠原 文 広島文化学園大学, 学芸学部, 准教授 (10585269)
岡花 祈一郎 琉球大学, 教育学部, 准教授 (50512555)
水内 豊和 富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (30372478)
田中 沙織 広島女学院大学, 人間生活学部, 准教授 (40548799)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 幼小接続 / 幼児教育 / 国際比較 / スウェーデン / カナダ / 中国 / フランス / 韓国 / 保幼小接続 / 就学準備 / 生活基盤 / ニュージーランド / 小学校 / 教育内容 / 保育 / 生活基盤型 / 小学校カリキュラム / イギリス / イタリア / 保幼小連携 / 情報共有 |
研究成果の概要 |
本研究では、就学準備型と生活基盤型を標榜している諸国を対象に、就学前教育から学校教育への接続において、どのような手続き・情報提供によって実施されているのか、比較検討することで、保育制度の変革期にあるわが国の保幼小接続の課題の解明に資することを目的として研究が行われた。生活基盤を旨とする諸国(スウェーデン、ドイツ、イタリア、ニュージーランド)では、小学校への接続がポートフォリオでなされ、学校教育場面で活用され、スムーズな移行が行われていた。このように諸外国では、就学前教育と学校教育の接続の問題に関して、その整合性を求めるべく情報共有の方法に様々なアプローチを試みていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、わが国では小1 プロブレムの発生が就学前教育との接続の不調で語られてきたのを契機に接続期の重要性が議論されてきた。しかし就学前と小学校の情報共有のあり方には議論が及んでいない現状がある。諸外国では、就学前教育と学校教育の接続の問題に関して、その整合性を求めるべく情報共有の方法に様々なアプローチを試みていた。本研究ではわが国の就学前教育と小学校教育との接続に資するために、対象とした諸国での実例を基に、小学校と就学前教育相互の「伝えたいこと」「知りたいこと」という点を踏まえ、接続における情報共有のあり方について新たな知見を提示した。
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