研究課題/領域番号 |
16H05786
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宮本 敏澄 北海道大学, 農学研究院, 講師 (00343012)
|
研究分担者 |
橋床 泰之 北海道大学, 農学研究院, 教授 (40281795)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
|
キーワード | ポドゾル / 北方針葉樹林 / イボタケ類 / 菌糸マット / 土壌微生物群集 / 微生物群集 / 北方林 / 土壌 |
研究成果の概要 |
北方針葉樹林のポドゾル形成のメカニズムについては100年単位の長期間をかけて引き起こされると説明されてきた。一方で、Hydnellum ferrugineumの形成する菌糸マットの直下の土壌でポドゾル化が急激に進む現象が知られている。本研究では、その菌糸マットの拡大・衰退がポドゾル化作用や、土壌中の微生物群集とその機能に与える影響を調査した。その結果、菌糸マットは微生物群集や土壌有機物の分解プロセスや植生に影響を与えつつポドゾル化作用を促進することが明らかになった。さらに菌糸マットは衰退あるいは消失しても、植生と土壌中Nの安定同位体比や微生物群集に影響が残るものと考えられた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
北方針葉樹林のポドゾル形成のメカニズムについては100年単位の長期間をかけて引き起こされると説明されてきた。一方で、Hydnellum ferrugineumの形成する菌糸マットの直下の土壌でポドゾル化が急激に進む現象が知られている。本研究では、その菌糸マットの拡大・衰退がポドゾル化作用や、土壌中の微生物群集とその機能に与える影響を調査した。その結果、菌糸マットは微生物群集や土壌有機物の分解プロセスや植生に影響を与えつつポドゾル化作用を促進することが明らかになった。さらに菌糸マットは衰退あるいは消失しても、植生と土壌中Nの安定同位体比や微生物群集に影響が残るものと考えられた。
|