研究課題/領域番号 |
16H05809
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
岩崎 貢三 高知大学, 教育研究部総合科学系生命環境医学部門, 教授 (40193718)
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研究分担者 |
田中 壮太 高知大学, 教育研究部総合科学系黒潮圏科学部門, 教授 (10304669)
島村 智子 高知大学, 教育研究部総合科学系生命環境医学部門, 准教授 (50350179)
康 峪梅 高知大学, 教育研究部総合科学系生命環境医学部門, 教授 (70284429)
上野 大勢 高知大学, 教育研究部総合科学系生命環境医学部門, 准教授 (90581299)
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研究協力者 |
ミン ダン ヴァン タイグエン大学, 農学部, 教授
チエン ホアン フー 愛媛大学, 連合農学研究科
大友 理佐 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
奥村 夏帆 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
山根 佳奈 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
柴原 和雅 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
徳田 真帆 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
村田 圭一郎 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
長澤 桃子 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
中嶋 萌絵 高知大学, 農学部, 土佐さきがけプログラム, 学士課程学生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 土壌学 / 植物生育環境学 / 食品化学 / 農林水産物 / ベトナム / 緑茶 / Camellia sinensis / 茶園 / 植物栄養学 / 茶 / 茶葉 |
研究成果の概要 |
ベトナム・Thai Nguyen省の特産茶葉生産地において,市場評価の高い茶葉の生産地域(Tang Cuong)と評価の劣る地域(Song Cau)から茶園を選定し,土壌調査を実施し土壌の理化学性の分析を行った。また,同時に茶葉を採取し,同一品種Trung Duに焦点を当て,各茶園で生産されている茶葉の品質を無機元素組成,茶葉熱水抽出物の総ポリフェノール,カテキン類,テアニン濃度及び抗酸化活性から評価した。茶園の立地条件,土壌の性質と茶葉の品質との関係の解析結果に基づき,土壌改良および市場評価の劣る地域における茶葉品質向上のための方策を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Tan Cuong茶はベトナムの特産緑茶であるが,良質な特産茶葉が生産される地域は限られており,周辺地域で同じ品種の茶樹を同様に栽培・管理しても品質が劣ると言われている。この理由を明らかにするために,市場評価の異なる茶葉生産地の茶園における土壌の理化学性および茶葉の各種元素含有率,機能性成分の濃度等を調査した。本研究は,土壌環境要因と生産物である茶葉の品質の関係を明らかにしようとした点で学術的意義がある。また,得られた結果に基づき,品質が劣る生産地域に対する土壌改良指針等を提示することで,ベトナム・Thai Nguyen省における茶産業の振興に寄与することができる.
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