研究課題/領域番号 |
16H05827
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 神戸薬科大学 |
研究代表者 |
江本 憲昭 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (30294218)
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研究分担者 |
中山 和彦 神戸大学, 医学研究科, 特命助教 (70584738)
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研究協力者 |
丹羽 公一郎
Dinarti Lucia Kris
Anggrahini Dyah Wulan
Hartopo Anggoro Budi
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 心房中隔欠損症 / 肺高血圧症 / インドネシア / 学校心臓検診 / 分子疫学研究 / 先天性心疾患 / 分子疫学 / 心臓学校検診 |
研究成果の概要 |
本研究では、心房中隔欠損症(ASD)に伴う肺高血圧症(PH)に焦点を絞り、その病態解明と治療法最適化への知見集積を目指した日本-インドネシア国際共同研究を実施した。期間中に、①両国間の疫学データの比較、②インドネシアにおける学校心臓検診システムの構築、③新規バイオマーカーと創薬標的の探索、という3つの課題に取り組み、成果として両国におけるASD-PHの疫学の相違点を明らかにするとともに、今後解決すべき臨床課題を抽出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、臨床ニーズの高い成人先天性心疾患診療の新たなエビデンスの構築が期待でき、成果は先天性心疾患に伴う肺高血圧症にとどまらず、広く肺高血圧症全体における新たな病態の解明や治療標的の同定につながる可能性が期待される。同時に東南アジアを含めた発展途上国の保健衛生に大きく貢献できる。また、高価な内服薬、修復治療の必要性に対するエビデンスを構築することにより費用対効果に基づく医療経済的概念の構築に果たす役割は大きい。
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