研究課題/領域番号 |
16H05841
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川上 和義 東北大学, 医学系研究科, 教授 (10253973)
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研究協力者 |
石井 恵子
張 天托
朱 家馨
袁 小亮
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 中国 / クリプトコックス / 髄膜炎 / 潜在性感染 / 免疫学的背景 |
研究成果の概要 |
中国広東省の中山大学医学部附属第三医院及び江西省のがん南医科大学附属第一医院との共同研究により、中国におけるクリプトコックス症の発症状況と真菌学的、免疫学的背景について調査研究を行った。35例のクリプトコックス症患者の基礎疾患を解析し、60%でHIV感染を含めた免疫不全のないことが明らかとなった。さらに、潜在性感染の検出を目的としてIFN-γ-releasing assayの開発を行い、本真菌のT細胞認識抗原として知られている98kDaマンノプロテインを用いて患者の末梢血リンパ球を刺激し、対照と比較して高いIFN-γ産生が検出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国同様に、中国でも免疫不全を背景にしないクリプトコックス髄膜炎が少なくないことを明らかにするとともに、結核以外では未だ報告がないクリプトコックスの潜在性感染を検出するためのIFN-γ-releasing assayの開発につながる研究として学術的、社会的意義を有する。本研究を通して潜在性クリプトコックス感染症を事前に検出することができれば、抗真菌薬治療によってエイズ合併クリプトコックス髄膜炎の発症予防につながる可能性が期待できる。
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