研究課題/領域番号 |
16H05854
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
関 新之助 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 助教 (30624944)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | Cotranscriptiona folding / 分子自己組織化 / 折り畳みシステム / 計算複雑性 / 共転写性フォールディング / 計算理論 / チューリングマシン / 設計最適化 / 分子自己組織化理論 / フラクタル / RNA折り紙 / 自己組織化理論 |
研究成果の概要 |
RNA鎖は、基となるDNA鎖から合成(転写)される際に転写済みの部分から逐次折り畳まれていく。この現象をcotranscriptional folding (CF)と呼ぶ。転写元のDNA鎖を巧く設計する事で、生成されるRNA鎖のCFの制御が可能となり、タイル構造へと組織化させられるとGearyらは実証しScience誌上で発表した。 本研究で代表者はCFの数理モデル「折り畳みシステム (OS)」を提唱し、OSによる構造生成およびOS設計にまつわる様々な問題の計算量的複雑さの解明を進めた。重要な成果の1つが、2進数の数え上げを行うOSの設計と実装である。これは構造のサイズの制御に役立つ。
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