研究課題/領域番号 |
16H05869
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
脇田 航 広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (80584094)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2017年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2016年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / 複合現実感 / 技能伝承 / デジタルアーカイブ / ロコモーションインタフェース / モーションベース / 歩行装置 / テレイグジスタンス / モーションプラットフォーム / 歩行プラットフォーム / 力覚呈示 / ドローン / 歩行システム / モーションキャプチャ / HMD / 動作訓練 |
研究成果の概要 |
本研究では,熟練者の身体知解析に基づく複合現実型技能伝承システムを実現するためのシステム開発を行った.まず,身体動作,筋電,力等の観測データをリアルタイムに可視化可能にし,記録した熟練者の全身の動作をリアルタイムに訓練可能なシステムを開発した.次に広大なバーチャル空間を移動可能なインタフェースとして,乗り物等の体性感覚や前庭感覚を呈示可能なモーションベースおよび,歩行感覚を呈示可能な全方位歩行感覚提示装置を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
手技や身体技能を視触力覚で多面的にアーカイブし,複合現実感技術により,時空の壁を超えていつでもどこでも熟練者が傍で手取り足取り指導し,訓練者の各指や身体への触力感を通して技能を伝達しながらの能動訓練が実現でき,従来困難であった無形文化の記録・保存,伝承が大きく進展し,技能伝承の時間的問題が解決される.また,モーションベースや歩行装置によって,広大な空間での作業訓練だけでなく,エンターテインメント,eスポーツ,デジタルアーカイブ,医療・福祉,リハビリ,ダイエットなど,様々な分野への応用が期待できる.
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