研究課題
若手研究(A)
本研究では、文化財関係用語シソーラスおよび日英対訳データベースを構築する。全国の発掘報告書の全文データを格納している「全国遺跡報告総覧」システムを拡張開発し、文化財関係用語シソーラスを組み込むことで日本考古学の国際化に資することを目的とした。検索時の用語の類語自動変換、報告書ワードマップ(頻出用語俯瞰図)、各都道府県版 報告書特徴語ワードマップ、旧石器遺跡の遺跡関係性ネットワーク図などの機能を公開した。
全国遺跡報告総覧システムが保有する19億文字のテキストデータに対し英語で検索できるようになり、海外研究者や市民が発掘成果にアクセスできるようになった。アクセスが困難な日本の文化財情報について言語のハードルをさげることで、日本研究のためのハードルを下げることが可能となった。また膨大な成果の提供を基盤にして、新しい需要の掘りおこしも可能となった。日本研究の進展は、日本文化の理解が進むことである。考古学分野では国外から国内に成果が還元されることで、今後日本考古学の発展につながると予想される
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すべて 雑誌論文 (13件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 4件、 査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 図書 (2件) 備考 (4件)
デジタル技術による文化財情報の記録と利活用2 オープンサイエンス・データ長期保管・知的財産権・GIS
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