研究課題/領域番号 |
16H05882
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
植村 宗則 九州大学, 大学病院, 助教 (50636157)
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研究協力者 |
富川 盛雅
橋爪 誠
家入 里志
中村 亮一
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
24,570千円 (直接経費: 18,900千円、間接経費: 5,670千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
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キーワード | 手術トレーニング / 外科教育学 / 手術シミュレーション / コンピュータ外科学 / 医工学 / 内視鏡外科手術 / 外科教育 / 手術シミュレータ / シミュレーション / コンピュータ外科 / シミュレータ / 技術評価 / 時系列解析 / AI / カオス解析 / 手術工程解析 |
研究成果の概要 |
熟練した医師の経験と勘を頼りにした、いわゆる「名人芸」といわれる客観的には伝えがたい技術を経験的に教え、トレーニングを行ってきたこれまでの教育システムを、根本から刷新する事ができる革新的な内視鏡外科手術教育支援システムの研究開発。本システムは手術工程解析の自動化による新しい手術手技評価方法とAIを利用した情報処理システムにより、他の外科医が行った手術を含む、全ての症例経験を自身の症例経験として共有し、「無駄のない手術」を実現するための外科教育システムである。 外科教育現場に採用される事を目標に、患者の早期社会復帰支援と医療費削減への貢献により、社会還元を実現することを目的とした研究である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発するシステムにより、たとえ治療経験の浅い医師であっても、客観的に自身の技術レベルを把握することにより、一歩進んだ手技を修得する機会を得やすくなり、非常に短期間のうちに熟練者と同様に、精確・安全な内視鏡外科手術を行うことが出来るようになる。個々の基本手技の向上が期待され、低侵襲手術の更なる安全性の向上と普及による入院日数の短縮や、早期回復により、患者の早期社会復帰を支援し、医療経済的にも多大な効果が期待できる。
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