研究課題/領域番号 |
16H05923
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
鈴木 翔 秋田大学, 理工学研究科, 講師 (40756855)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 同輩集団 / 生徒文化 / いじめ / 中高生 / 中学生 / 学校適応 / 学校行事 / 交友関係 / 高校生 / 人間関係 |
研究成果の概要 |
本研究では、小学生から高校生までを視野に入れ、複数のデータの分析から、同輩集団関係と学校生活の関連性をめぐる日本の特質を明らかにした。その結果、明らかになったのは以下の3点である。第一に、小学生段階からすでに同輩集団関係が学校生活に及ぼす影響力は色濃く、いじめ被害傾向にも寄与している。第二に、小学生から高校生に至るまで、男子よりも女子の方が同輩集団関係の影響力が高い。第三に、高校生段階では、学校行事などの特別活動の中で、その影響力が顕在化しやすい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の貢献は、以下の三点である。第一に日本の学校生活のあらゆる場面で、同輩集団関係が強固な影響力を有し、その在り方によって、学校適応できるか否かが左右されるということを明らかにしたこと。第二にその在り方は性差によって異なり、女子の方が同輩集団関係の影響を受けやすいことを実証したこと。そして第三に、同輩集団関係の影響力は、学校行事などの特別活動の中で顕在化しやすいことを指摘したことである。
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