研究課題/領域番号 |
16H05941
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
亘理 陽一 静岡大学, 教育学部, 准教授 (90509241)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 文法指導 / データベース / 教育文法 / 指導効果 / 文法指導実践 / 研究法 / 明示的文法指導 / 教育実践 / メタ分析 / 再分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,文法指導実践の内容・方法に関するデータベースを作成し,概念的・操作的定義の系統的レビューによって指導効果の実証的研究法を確立し、実践現場での状況に応じた文法指導に関する意識決定を支援することである。各研究の結果の解釈・共有・集約を可能にすべく、これまでの外国語教育・第二言語習得研究で行われてこなかった、文法指導において与える問いや説明の分類、効果測定の方法の整理を試み、明示的文法指導の効果に関する代表的な4つのメタ分析研究に含まれる99研究、および国内の学会誌の代表的な系統的レビュー2つに含まれる83研究の整理を完遂した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、文法指導の効果の有無を調べた研究をまとめ、何がどのように教えられ、どのようにその効果が測られているのかを調査した。文法指導の効果を実証的に研究する方法論を整え、これまでの研究成果が教室で文法を教える際の判断の手助けとなるよう、これまで実験や実践を通じて明示的に文法を指導した効果を調べた研究を体系的にまとめた研究(メタ分析と言う)の内、代表的な4つに含まれる99の研究と国内の主要な学会誌2つに含まれる83の研究を再検討し、データベースとして整理した。従来の外国語教育・第二言語習得研究で行われてこなかった上記の作業を通じて、何が指導効果に影響を与えるのかを明らかにすることができた。
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