研究課題/領域番号 |
16H05942
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
西条 正樹 立命館大学, OIC総合研究機構, プロジェクト研究員 (80706614)
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研究協力者 |
ガスパー ダン
石原 千晶
今矢 直城
森安 洋文
ウェルマン オリバー
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 選択体系機能言語学 / ESP / 応用言語学 / アスリート留学サポート / ジャンルベースアプローチ / アスリート留学 / ジャンルベースドアプローチ / コーチング / サッカー留学 / 特定目的の英語教育 / サッカーコーチング / 海外留学 / 海外サッカー留学 / 特定目的のための英語教育 / スポーツコーチング技術 / 機能言語学 / 言語使用域 |
研究成果の概要 |
社会的・文化的コンテクストが反映された言語データを学習教材として用いるジャンルベースドアプローチ(GBA)を英語教育に採用することにより,将来海外でサッカーのコーチやプレーヤーになることを目ざす社会人や学生が,英語発話能力をどのように自己開発したかについて調査した。研究参加者は教材を用いた屋内学習に加えて、屋外実習でモデルコーチによる英語コーチングを, 15週に渡り体験した。質問紙調査から、コーチング英語特有のジャンル構造と語彙文法資源についての認識が学習前期, 中期, 後期を通して高まったことが示された。また,それらの認識の変化が学習者のパフォーマンスにも影響を及ぼすことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により, GBAによる明示的学習で参加者のジャンル構造と語彙文法資源への認識を高めることで,パフォーマンステストで向上が見込める学習項目とそうではないものとがあることが示唆された。特に, 学習者が目の前の状況(特に,動作や様態)をいかに即座に言語として表現できるかが大きな課題であることが分かった。 現在,海外のノンアカデミックな分野の留学希望者が増加傾向にあり,彼らをさまざまな面からサポートする留学支援体制構築の必要性は,今後ますます高まると予想される。本研究では,その一環として,言語面においていかに海外へのアスリート留学をサポートできるかの一例を示した。
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