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リボソームに翻訳履歴を付加してmRNA配列非依存的な翻訳制御機構を検証する

研究課題

研究課題/領域番号 16H06152
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 ゲノム生物学
研究機関東京大学

研究代表者

遠藤 慧  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (40626074)

研究協力者 堀江 史博  
本山 志織  
都竹 亜紀子  
中田 絵理子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2016年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
キーワード翻訳 / リボソーム / 履歴 / 選択的スプライシング / mRNA / 相互作用解析 / 発現制御 / 構成的生物学 / バイオテクノロジー / トランスレイトーム
研究成果の概要

真核生物のもっとも基本的なモデル生物である出芽酵母を用いて、タンパク質合成装置であるリボソームを細胞内で標識し、標識されたリボソームを生理条件下で抽出するための技術基盤を構築した。また、細胞内で同じ配列の違う分子を見分けるための方法や、間接的あるいは一過的なmRNA とタンパク質の相互作用を解析するための方法につながるシード技術を開発した。さらに、予期せずして新奇な翻訳開始現象を見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

生命現象の根源とも言える「タンパク質合成反応」に従来とは異なる視点から挑むことを通じて生命の不思議に対してより深い理解をもたらすと期待される。長期的には、「転写量からタンパク質合成量の精密な予測」を実現し、発生・分化の仕組みや病因・病態の解明など生命科学のあらゆる分野において、生命現象を動的なシステムとして理解すること、さらにその挙動を計算機上で再現することに貢献すると期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] RNA結合タンパク質の mRNA 結合に依存する新奇な翻訳開始反応の分子メカニズム解明2019

    • 著者名/発表者名
      堀江史博、遠藤慧、伊藤耕一
    • 学会等名
      日本分子生物学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 非AUGコドン翻訳開始を誘起するタンパク質応答性リボスイッチの開発2017

    • 著者名/発表者名
      堀江史博、遠藤慧、伊藤耕一
    • 学会等名
      「細胞を創る」研究会 10.0
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] タンパク質とmRNAの結合に依存する新奇な翻訳開始反応の成立要件検証と一般化2017

    • 著者名/発表者名
      堀江史博、遠藤慧、伊藤耕一
    • 学会等名
      生命科学系学会合同年次大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-03-11  

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