研究課題
若手研究(A)
本研究課題は、様々な疾患の発症や増悪に重要な役割を果たしている疾患特異的M2マクロファージの研究を、線維症モデルを用いて行う。最近の我々の研究からM2マクロファージは様々な病態に対応して複数種のものが存在していることを解明した。申請者は次に線維症を病態モデルとして取り上げ、M2マクロファージの研究を行った。その結果、病態が進行する際に疾患部で増殖するM2マクロファージ様の細胞集団を発見した。本研究ではその細胞の性格の解析、更にこの細胞の分化に関与する分子基盤を解明し、どの様に病態の悪化にこの細胞群が寄与しているかを明らかにすることを目的としている。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (22件) (うち国際学会 2件、 招待講演 22件)
Nature
巻: 541 号: 7635 ページ: 96-101
10.1038/nature20611
Proc Natl Acad Sci U S A
巻: 114 号: 10 ページ: 2681-2686
10.1073/pnas.1621508114