研究課題/領域番号 |
16H06262
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
水野 満 東京医科歯科大学, 統合研究機構, プロジェクト助教 (00733908)
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研究協力者 |
関矢 一郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2017年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2016年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 滑膜組織 / 滑膜幹細胞 / 再生医療 / 半月板再生 / 間葉系幹細胞 / 自然治癒 / 局在解析 / 再生能 / 再生医学 / 関節病学 / 滑膜幹細胞局在 / 半月板 |
研究成果の概要 |
変形性膝関節症に伴う半月板損傷や軟骨変性に対し優れた再生医療技術を開発することは、国内だけでも疼痛等の症状を有する約850万人と推定される莫大な規模の患者に待ち望まれている。 本課題では、げっ歯類の自然再生過程に生じる現象については、血管の侵入が重要な要因であることを同定し、それぞれの特性について解析し、現在論文投稿を準備中である。これら知見に基づき滑膜組織の階層ごとに純化した細胞を解析した。高い能力を有した細胞を同定し、国際誌に報告した。また、再生に寄与している細胞を投与する際に必要となる保存技術についても検討を行い、論文として国際誌に報告し、特許出願中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会を迎えた我が国において健康寿命を延伸させるため、短期で実用化可能な運動器疾患に対する質の高い治療法開発が急務である。本研究課題で目指した新しい医療技術の開発については、得られた間接的な成果を元に、別課題にて臨床研究が実施されていること、特許を出願中であることから、すでに研究の社会還元が始まっている。また、複数の国際誌への報告を達成しており、世界への公開も行っている。本研究課題の直接的な成果については、投稿準備中であるが、着実な成果が得られた。
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