研究課題/領域番号 |
16H06302
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
馬場口 登 大阪大学, 工学研究科, 教授 (30156541)
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研究分担者 |
越前 功 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 教授 (30462188)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
156,910千円 (直接経費: 120,700千円、間接経費: 36,210千円)
2020年度: 37,050千円 (直接経費: 28,500千円、間接経費: 8,550千円)
2019年度: 39,000千円 (直接経費: 30,000千円、間接経費: 9,000千円)
2018年度: 30,550千円 (直接経費: 23,500千円、間接経費: 7,050千円)
2017年度: 27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)
2016年度: 22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
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キーワード | 視覚メディア処理 / プライバシー保護 / フェイクメディア / メディアクローン / 視聴覚メディア処理 / 音声情報処理 / プライバシー・生体情報保護 / 安心で信頼されるコミュニケーション / 真正性 / 画像、文書、音声等認識 / 先端的通信 / 生体・プライバシー情報の保護 / 認識器クローン / 真贋識別 / 騙しのモデリング / 対戦型循環的実証実験 / 詐欺のモデリング / 画像、文章、音声等認識 / メディア認識 / 生体情報の保護 / プライバシー情報の保護 / ソーシャルメディア / 文書生成 / 顔画像生成 / 歩容シルエット |
研究成果の概要 |
本研究では、本物に限りなく近いが本物ではないメディア(音声、画像、映像、文書など)をメディアクローン(MC)と名付け、MC攻撃から情報の受け手を防御するコミュニケーション系を想定し、その系の構成要素となるフェイク情報化の防止法、MC生成法、MC認識による防御シールドの設計法、MC攻撃のモデリングなどの詳細を明らかにし、安心で信頼されるメディア・コミュニケーションの可能性を実証実験により検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、社会問題化している「オレオレ詐欺」や「DeepFake映像」から情報の受け手を保護することに資する研究である。音声クローンの生成と認識に関して対戦型循環的実証実験のスキームを提唱し、世界的な規模のチャレンジの実現に貢献した。加えて、近年、悪い影響を与えるメディアとしてDeepFake映像(顔映像クローン)があるが、その生成と認識に関しても先進的な手法を開発した。MCは、いわゆるフェイクメディアの典型例であり、本研究が、サイバー空間と実空間における人間とフェイクメディアとの相互作用を追求する研究として極めてインパクトは大きい。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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