研究課題/領域番号 |
16H06308
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高野 裕久 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (60281698)
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研究分担者 |
Tin・Tin Win・Shwe 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (00391128)
井上 健一郎 静岡県立大学, 看護学部, 教授 (20373219)
小池 英子 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 室長 (60353538)
柳澤 利枝 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (70391167)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
180,700千円 (直接経費: 139,000千円、間接経費: 41,700千円)
2020年度: 28,990千円 (直接経費: 22,300千円、間接経費: 6,690千円)
2019年度: 32,370千円 (直接経費: 24,900千円、間接経費: 7,470千円)
2018年度: 53,690千円 (直接経費: 41,300千円、間接経費: 12,390千円)
2017年度: 26,910千円 (直接経費: 20,700千円、間接経費: 6,210千円)
2016年度: 38,740千円 (直接経費: 29,800千円、間接経費: 8,940千円)
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キーワード | アレルギー・ぜんそく / 環境 / 衛生 / 社会医学 / 免疫学 / アレルギー・喘息 / 環境学 / 環境衛生学 / 免疫 |
研究成果の概要 |
環境汚染物質とアレルゲンの現実的・日常的な複合曝露の下に、アレルギー悪化メカニズムを生体・免疫応答と細胞発生・分化の源流で根源的に解明した。悪化の鍵を握る分子を同定し、医学的対策に役立てた。 簡易in vitro 評価系を用いたスクリーニングでアレルギー悪化作用の存在が疑われる物質や消費者製品を疾患モデルに適用し、in vivoで病態悪化作用を確認する「アレルギー悪化影響評価システム」を確立し、稼働した。アレルギー悪化に寄与する環境要因を同定し、環境学的対策に役立てた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
治療の標的分子を同定することで、アレルギー関連医学と医学的対策に貢献した。一方、「アレルギー悪化影響評価システム」により悪化に寄与する環境要因を同定することで、環境学の進展と環境学的対策に貢献した。 以上、環境汚染が蔓延する現代において、新国民病「アレルギー」を、医学、環境学の両方向から総合的に制圧することに貢献する、学術的にも社会的にも意義の深い研究である。また、効率的評価システムの確立により、動物実験の削減にも貢献する研究である。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
B
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評価記号 |
評価結果 (区分)
B: 当初目標に対して研究が遅れており、今後一層の努力が必要である
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