| 研究課題/領域番号 |
16H06315
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| 研究種目 |
基盤研究(S)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
生物分子化学
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
村田 道雄 大阪大学, 理学研究科, 教授 (40183652)
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| 研究分担者 |
花島 慎弥 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50373353)
梅川 雄一 大阪大学, 理学研究科, 助教 (20587779)
篠田 渉 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (70357193)
土川 博史 大阪大学, 理学研究科, 助教 (30460992)
三浦 薫 (野村薫) 公益財団法人サントリー生命科学財団, 生物有機科学研究所・構造生命科学研究部, 主席研究員 (90353515)
櫻井 香里 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50447512)
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| 研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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| 配分額 *注記 |
182,780千円 (直接経費: 140,600千円、間接経費: 42,180千円)
2020年度: 31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
2019年度: 36,660千円 (直接経費: 28,200千円、間接経費: 8,460千円)
2018年度: 32,500千円 (直接経費: 25,000千円、間接経費: 7,500千円)
2017年度: 35,620千円 (直接経費: 27,400千円、間接経費: 8,220千円)
2016年度: 46,410千円 (直接経費: 35,700千円、間接経費: 10,710千円)
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| キーワード | 脂質二重膜 / 脂質ラフト / スフィンゴミエリン / ドメイン構造 / 古細菌脂質 / 動的配座 |
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| 研究成果の概要 |
本研究では、生体膜を構造生物学の土俵に乗せるために、細胞膜上に形成されるドメインの分子機構を原子分解能で解明することを目指した。安定同位体を導入した膜脂質を化学合成して固体NMRを測定することによって、膜脂質分子の形、その集合体の形成機構、集合する時の分子間相互作用を解明することに成功した。例えば、ドメイン形成脂質が分子間水素結合によってナノサイズの集合体を作る傾向が強いことが明らかとなった。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脂質ラフトを含むドメイン形成に必要な、立体配置と分子間相互作用を化学構造の面から解明できれば、膜タンパク質との相互作用時の脂質立体配座や水和構造の違いを正確に知ることができる。これらの脂質の動態は、揺らぎ、配向や分子間相互作用などのパラメータとして定式化できるので、分子動力学(MD)計算と組み合わせることが可能である。これによって、今まで実験的根拠に乏しかった膜脂質の計算科学的方法の精度を格段に向上させることができる。
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| 評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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