研究課題/領域番号 |
16H06318
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
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研究分担者 |
山越 言 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (00314253)
大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (00322347)
竹村 景子 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 教授 (20252736)
椎野 若菜 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (20431968)
峯 陽一 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (30257589)
高橋 基樹 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (30273808)
落合 雄彦 龍谷大学, 法学部, 教授 (30296305)
平野 美佐 (野元美佐) 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (40402383)
宮地 歌織 佐賀大学, 芸術地域デザイン学部, 客員研究員 (40547999)
太田 至 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 名誉教授 (60191938)
武内 進一 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (60450459)
遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70251311)
重田 眞義 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 教授 (80215962)
品川 大輔 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (80513712)
永原 陽子 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (90172551)
山田 肖子 名古屋大学, アジア共創教育研究機構(国際), 教授 (90377143)
阿部 利洋 大谷大学, 社会学部, 教授 (90410969)
目黒 紀夫 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (90735656)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
182,000千円 (直接経費: 140,000千円、間接経費: 42,000千円)
2020年度: 36,920千円 (直接経費: 28,400千円、間接経費: 8,520千円)
2019年度: 36,010千円 (直接経費: 27,700千円、間接経費: 8,310千円)
2018年度: 30,810千円 (直接経費: 23,700千円、間接経費: 7,110千円)
2017年度: 29,900千円 (直接経費: 23,000千円、間接経費: 6,900千円)
2016年度: 48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
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キーワード | アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 / 環境保全 / 社会的平等 / 市民性 / ローカルノレッジ / アフリカ / 潜在力 / 開発 / 環境 / 紛争 |
研究成果の概要 |
本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知のあり方を批判的に相対化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会が直面している多様な困難に対して、「アフリカ潜在力」という視点を通して実践的に解決していく可能性を提示し、同時にそれを理論化することに成功した。それによって、「アフリカ潜在力」を支える思考や知の様式が、人文知のなかでこれまで支配的な地位を独占してきた西欧近代出自の知の様式とは異なる視点と思考を創り出していることを明らかにし、21 世紀の人類社会の知の地平を拡げ、新しい人文知の様式を創出することに貢献した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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