研究課題/領域番号 |
16H06326
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ構造物理
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
小坂 英男 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (20361199)
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研究分担者 |
水落 憲和 京都大学, 化学研究所, 教授 (00323311)
寺地 徳之 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主席研究員 (50332747)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
180,570千円 (直接経費: 138,900千円、間接経費: 41,670千円)
2020年度: 31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
2019年度: 42,900千円 (直接経費: 33,000千円、間接経費: 9,900千円)
2018年度: 36,790千円 (直接経費: 28,300千円、間接経費: 8,490千円)
2017年度: 35,750千円 (直接経費: 27,500千円、間接経費: 8,250千円)
2016年度: 33,540千円 (直接経費: 25,800千円、間接経費: 7,740千円)
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キーワード | 量子情報物理 / スピントロニクス / 量子情報 / 量子メディア変換 / 量子テレポーテーション / 量子もつれ / 量子操作 / 縮退スピン / 幾何学量子 / 光子 / 核子 / スピントロにクス |
研究成果の概要 |
ダイヤモンド窒素空孔中心(NV中心)を用い、量子テレポーテーションを原理とした単一光子から単一窒素核子への伝令機能付き量子メディア変換を実現した。また、単一光子からNV周辺の同位体炭素核子への選択的な集積量子メモリー書き込みを実現した。さらに、同位体炭素量子メモリー間の完全ベル測定、多数の核子を論理量子ビットとする量子誤り訂正、光通信波長の光子とダイヤモンド吸収波長の光子の量子波長変換にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電磁波の資源を余すところなく利用して物質を量子制御し、デバイス・システム応用に供するためのフロンティアとして、光科学・量子科学の革新的な展開に先導的な役割を果たす。本研究を基礎とした量子通信ネットワークの実現より、量子通信の距離制限が解消されるとともに、古典的な通信容量限界を超えた量子光通信などの新たな活用法が期待され、破壊的イノベーションにつながる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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