研究課題/領域番号 |
16H06354
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
寺田 眞浩 東北大学, 理学研究科, 教授 (50217428)
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研究分担者 |
近藤 梓 東北大学, 理学研究科, 准教授 (30645544)
是永 敏伸 岩手大学, 理工学部, 教授 (70335579)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
186,550千円 (直接経費: 143,500千円、間接経費: 43,050千円)
2020年度: 28,470千円 (直接経費: 21,900千円、間接経費: 6,570千円)
2019年度: 30,940千円 (直接経費: 23,800千円、間接経費: 7,140千円)
2018年度: 26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)
2017年度: 26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2016年度: 74,360千円 (直接経費: 57,200千円、間接経費: 17,160千円)
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キーワード | 不斉合成 / 有機分子触媒 / 水素結合 / 塩基 / 触媒 / 分子変換 / 分子認識 |
研究成果の概要 |
超強塩基性を備えた有機分子が従来の有機塩基では成し得なかった分子変換において特異な反応活性を示すことが明らかにされ脚光を浴びるようになってきた。本研究はこれまで触媒としての利用がほとんどなされていなかった超強塩基性有機分子に着目し、触媒としての機能開拓を図るとともに不斉認識などを付与した基質認識型・超強塩基性有機分子触媒を設計開発し、高度分子変換に要求され触媒反応系の開拓を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
基質認識型・超強塩基性有機分子触媒の設計開発により高度分子変換に要求される「先例の無い触媒活性」「高い立体選択性」「回収再使用系の構築」が実現されることで、分子変換ひいてはプロセス化学に変革をもたらすことが期待される。また、超強塩基性官能基を有する有機分子触媒の触媒作用機構の詳細については依然として十分に解明されていない。触媒サイクルや立体化学制御機構を理解し、指導原理を見出すことで超強塩基性有機分子触媒に関する学術的な深化を遂げることができる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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