研究課題/領域番号 |
16H06363
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
青木 孝義 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 教授 (10202467)
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研究分担者 |
長谷川 直司 国土技術政策総合研究所, 住宅研究部, 研究官 (10356016)
松田 浩 長崎大学, 工学研究科, 教授 (20157324)
湯淺 昇 日本大学, 生産工学部, 教授 (00230607)
岸本 一蔵 近畿大学, 建築学部, 教授 (40234215)
森田 千尋 宮崎大学, 工学部, 教授 (60230124)
小椋 大輔 京都大学, 工学研究科, 教授 (60283868)
濱崎 仁 芝浦工業大学, 建築学部, 教授 (30370703)
丸山 一平 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (40363030)
高橋 典之 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60401270)
張 景耀 京都大学, 工学研究科, 准教授 (50546736)
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研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
177,190千円 (直接経費: 136,300千円、間接経費: 40,890千円)
2020年度: 25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円)
2019年度: 27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)
2018年度: 29,120千円 (直接経費: 22,400千円、間接経費: 6,720千円)
2017年度: 32,630千円 (直接経費: 25,100千円、間接経費: 7,530千円)
2016年度: 61,750千円 (直接経費: 47,500千円、間接経費: 14,250千円)
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キーワード | 歴史的建造物 / オーセンティシティ / 耐震性 / 検査診断技術 / 保存再生技術 / 耐震性能 |
研究成果の概要 |
歴史的建造物の調査研究を実施してオーセンティシティに必要な技術を整理し、3次元維持管理システムの構築、部材内部腐食状況の非接触による評価法の開発、微破壊試験法の標準化を行った。環境計測、実験により塩析出による材料の劣化機構を解明し、その抑制や表面保護を含む補修方法を提案した。構造実験、モニタリングにより、経済性能評価に基づく地震リスク解析手法を開発し、最適な構造補強法選択のガイドラインを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歴史的建造物のオーセンティシティと耐震性・耐久性確保のための保存再生技術の開発により、歴史的建造物の継承に役立つ。また、得られた研究成果は、今後増大することが明らかなコンクリート系のインフラストック、既存の建築ストックなどの有効活用にも活かされる。加えてPML(予想最大損失額)評価とそれに基づくBCP(事業継続計画)の策定により、「事後対策」技術の進化・深化が「予防保全」措置へのインセンティブになることが期待される。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
B: 当初目標に対して研究が遅れており、今後一層の努力が必要である
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