研究課題/領域番号 |
16H06382
|
研究種目 |
基盤研究(S)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
足立 泰久 筑波大学, 生命環境系, 教授 (70192466)
|
研究分担者 |
小林 幹佳 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (20400179)
山下 祐司 筑波大学, 生命環境系, 助教 (30543227)
雷 中方 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30634505)
野村 暢彦 筑波大学, 生命環境系, 教授 (60292520)
小川 和義 筑波大学, 生命環境系, 助教 (60375433)
和田 茂樹 筑波大学, 生命環境系, 助教 (60512720)
京藤 敏達 筑波大学, システム情報系, 教授 (80186345)
日下 靖之 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (00738057)
|
研究期間 (年度) |
2016-05-31 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
132,600千円 (直接経費: 102,000千円、間接経費: 30,600千円)
2020年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2019年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
2017年度: 28,210千円 (直接経費: 21,700千円、間接経費: 6,510千円)
2016年度: 49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)
|
キーワード | フロック / 高分子電解質 / 凝集速度 / 沈降乱流 / 界面動電現象 / ヘテロ凝集 / 微生物コロイド / 水環境 / コロイド / 沈降 / 微生物 / 乱流 / モンモリロナイト / 干渉沈降 / 不均一コロイド / 凝集 / 生物資源 |
研究成果の概要 |
土壌や水環境においてコロイドの凝集(フロック化)の理解は化学物質の動態や移動現象解析の要となる。本研究では、この点に着目し①コロイドの凝集過程のダイナミクス、②多孔質複合体の界面動電現象、③フロックの沈降とレオロジー、④濃厚コロイドの沈降分離操作、⑤微生物コロニーにおける凝集と界面動電現象、⑥フィールドの水質構造の6項目を設定し、ほぼ予定通り目的を達成した。さらに留学生教育との連動により国際的拠点に相応しい人材育成の基盤を築いた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複雑な乱流場とヘテロで不均一な界面を特徴とする環境中のコロイド現象を想定し、現象のミクロとマクロを繋ぐ「凝集」にフォーカスし、その基礎理論を深化させ、体系的にも成果を得た。特に流れ場を含むヘテロ凝集理論の構築、凝集へ関与する高分子鎖のダイナミクスの理解、フロック群の集団挙動における沈降乱流の発見、微生物による汚泥の団粒化の開発は卓越する。一方、得られた成果はマイクロプラスチック、抗生物質等の新規の生態系汚染対策、農地における汚泥の再利用や洪水時の流水客土など、サステナブルな課題への応用の基礎となる。
|
評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
|
評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
|