研究課題/領域番号 |
16H06394
|
研究種目 |
特別研究促進費
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 公益財団法人 中近東文化センター |
研究代表者 |
大村 幸弘 公益財団法人 中近東文化センター, アナトリア考古学研究所, 所長 (10260142)
|
研究期間 (年度) |
2016-06-22 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
28,576千円 (直接経費: 28,576千円)
2016年度: 28,576千円 (直接経費: 28,576千円)
|
キーワード | カマン・カレホユック / アナトリア / 前3千年紀 / 崩壊層 / ヒッタイト / 製鉄技術 / 鉄滓 / 歴史の転換点 / 考古学 / 文明 / 前期青銅器時代 |
研究成果の概要 |
本調査は、近年の中近東の情勢を鑑みてその政治的、地政学的に不安定な状況における緊急性と共に、この現況こそ歴史の転換点と捉え、それを如何に把握し、乗越えていくかを検証するため、重要かつ最優先させるべき調査と考え実施した。 本調査により、カマン・カレホユック遺跡の崩壊層(前3千年紀第4四半期)中から使用痕の残る鉄球が出土したが、製鉄の起源を明らかにする大きな手掛かりとなるものと考えられる。この発見は、鉄の起源と都市の崩壊、時代の転換を、従来の文化編年の枠組みを超えて捉え直す可能性を生み出した。
|