研究課題
研究活動スタート支援
本研究課題では、考古学における数理的手法、とくに文化進化の手法の導入と普及を目的とする。研究は二段階からなる。まず、弥生文化の拡散の指標として用いられてきた時代早期・前期の土器の形態を、幾何学的形態測定学の手法をもちいて定量化した。多変量解析をもちいて情報を縮約することで、日本列島における土器形態の地理的変異を可視化した。この地理的変異は、土器の伝播と関連していると考えられる。第一段階で使用したデータを使って、解析機能付きのデータベースを構築した。直感的に使用できることを重視しており、ブラウザ上で対象とする土器と解析手法をクリックするだけで、上記の手法を使用可能である。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 4件、 招待講演 3件) 図書 (3件)
Letters on Evolutionary and Behavioral Science
巻: 8 号: 1 ページ: 8-11
10.5178/lebs.2017.55
現代思想
巻: 2017年6月号 ページ: 205-217