研究課題
研究活動スタート支援
エクソソームとマイクロパーティクル(MP)の発現を解析することで、再生医療等製品の安全性評価が可能であるか検討した。まず、血管内皮細胞へLPSを加えて4時間培養した後、培養細胞よりCD9陽性反応を確認した結果、0.5ug/mlの濃度で添加した際に発現が強く見られた。次に、TNF-αを添加した培養上清から内皮特異的マーカーとmicroRNAの解析を行った。その結果、刺激開始24時間後にMCAM CD146の発現の増強が確認された。また、qRT-PCRではmir-126が確認された。以上より細胞中のエクソソームとMPの増加、減少を24時間以内で観察することができ、迅速な評価方法となりえると考える。
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